ちょっとひといき
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 世紀の天体ショー

冬は空気も澄んでいて星がキレイです  
キングパーツがある広島県福山市の片田舎では
  都会に比べ街明かりも少なく星々がよく見えます。
    今の子供たちにはピンとこないらしい「天の川」も昔は良く見えていたと記憶しています。
    ~人間を50年やってきたおじさん談~    
 
 
夜空に詳しくない方でも、覚えやすいカタチで知名度が高い星座に「オリオン座」があります。 この星座を構成する星の一つ「ベテルギウス」という赤く光る星が、そろそろ星としての一生を終えるのではないかという話で今注目されています。
  光り輝く星の最後ですが、大きく2つに分けられます。
  ・燃料を使い果たし燃え尽きて終わるもの。
  ・重力バランスを崩し爆発して終わるもの。
  花火でたとえると、"線香花火"と"打ち上げ花火"というところでしょうか。
  ベテルギウスは後者の爆発タイプ。最後にド~ンと輝いて終わる星です。
天文用語では「超新星爆発」と呼ばれています。
 
そのベテルギウスですが・・・
    aaa
  640光年もの先にいます
   
  地球から見える
  恒星の中では
  太陽の次に
  大きく見える星です
  太陽は地球から近いので大きいと実感できますが、 aaa
ベテルギウスの大きさは想像すらできません。
地球を直径1cmの大きさと仮定すると太陽で約1mぐらい、ベテルギウスは直径1kmと非常に大きい星になります。
    直径1kmの球体・・・ワタシにはピンときません
 
  大きいと自重も大きく燃え尽きるのも早くなるそうです。
太陽の寿命は100億年と非常に長寿命ですが、ベテルギウスは1000万年程度しかなく、太陽の寿命を100歳とすると1ヶ月強と短命です。
超新星爆発を起こすと非常に明るく昼でも見える明るさになるだろうと言われています
非常にたのしみです。ぜひ見てみたい。生きているうちに!
もしかするとすでに爆発しているかもしれません。
地球で見えるまでに光の速さでも640年もかかるのだから・・・
 

太陽やベテルギウスなどの恒星の内部では、水素、ヘリウムなどが原料となり、星中心部の高温高圧環境下で原子同士がくっ付きながらエネルギーを放出し徐々に炭素などの重い元素が作られます。

星の自重が大きいほど中心部は高温高圧になり、さらに重い元素が作られるようになります。

大きさ比較
大きな重力でさらに高温高圧となるベテルギウスの中心部では、さらに分子量が大きく重い「鉄」が作られるようになります。
超新星爆発を起こした時、星の中心部に溜まった鉄は宇宙空間に放出されます。
超新星爆発  
この爆発のエネルギーで
鉄より重い金、銀、銅などの
元素も作られます。
 
こうして飛び散った元素で
いつの日か惑星が作られ
生命が生まれて・・・
私たちの体や身の回りにある自然物は星のカケラから生まれてくるのです

 
~ロストワックスの可能性を拡げる~         キングパーツ株式会社