ちょっとひといき
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  青い星を救う 青い光

 
「青い光」の発明は随分と世の中を変えていくかもしれません
1962年 赤い光   「発光ダイオード=LED」が発明されました
1960年代 緑の光
1990年代 青い光
話題の青いの・・・買ってみました   青色発光ダイオードの光
青色発光ダイオード  
さていくらでしょう?   電気を流すとこんな感じにヒカリます
ヒトの目は「色」を見分けることができます。
見え方は2つ。一つは光そのものの色。もう一つは反射光や透過光の色。
身近なモノで事例を出せば、
光そのものの色は交差点にある「信号機」、反射光の色は「絵本」でしょうか。
液晶テレビは光が液晶を通り過ぎた色なので透過光になります。
もっとも、自ら光を出さないモノは全て反射光か透過光を見ていることになります。
光をあてても反射も透過もさせないものの代表はブラックホールですか。

【さんげんしょく】
パソコンに代表されるデジタル機器が広まって随分経ちますので、「光」も「色」も三つの色を混ぜて作られることはご存知の方も多いいと思います。
「光」と「色」とでは、その三原色がビミョーに違います。

光の三原色 色の三原色
青色発光ダイオード 青色発光ダイオード
3色合わせると「白」になる 3色合わせると限りなく「黒」に近くなる
「光」の三原色はRGB(=red、green、blue)です。
今回の発明で全て発光ダイオードで表現できるようになりました。
色材は水色(cyan)、赤紫(magenta)、黄色(yellow)が3原色ですが、混ぜても黒にならないのでクロを加えて「cmyk」と表現されます。(k=kuro)
「光」の二色の混合色、黄色、赤紫、水色は「色」の三原色
「色」の二色の混合色、赤色、緑色、青色は「光」の三原色
色材の三原色は反射光なので、極端に表現すれば、3色の砂粒を混ぜて色を作り出すイメージでしょうか。混ぜれば混ぜるほど鮮やかさが無くなって、黒に近い茶色になります。美術の授業の時、キレイな色を作ろうとしていろんな色の具を混ぜ、なんだこりゃ!と思った経験が遠い記憶にあるのではないでしょうか。結局「ほしい色」が作れず、大量のくすんだ絵具の山だけが残った・・・
この絵具と同じことがオフィスで使われているプリンターにも当てはまります。
鮮やかなエメラルドグリーンを使ってビーチリゾートのパンフレットを作ってみたもの、トナー方式のプリンターで印刷すると鮮やかさが失われてガッカリ。
それもそのはず。トナーは色粉。顔料です。絵具と一緒で、混ぜればくすみます。
イメージに近いパンフレットを作りたいなら家庭用プリンターの代名詞ともいえるインクジェットプリンターが有利です。それも顔料インクではなく、染料インク+専用紙がベスト。

【LEDの白色】
光の三原色すべてをLEDで発光できるようになりました。
これでLEDを組み合わせて、照明器具に必要な「白」を発色させることができそうです。

しかし照明にもっとも重要な要素、「明るさ」のバランスが取りにくいので・・・
明るさ命のLED照明では・・・[青色LED] + [黄色蛍光体] で「白」を表現
青色発光ダイオード これで明るさは確保できますが
「赤」と「緑」の光が極端にとぼしく、
蛍光灯のような自然に近い色合いは出しにくくなります。
そこで発色性が命のLEDでは・・・

[青色LED]

[赤色蛍光体]

[緑色蛍光体]


色合いを向上させているそうです

青色発光ダイオード
どちらにしても、「青色LED」は外せない!

大阪支店営業スタッフからのLED雑学
大阪道頓堀にある有名なグ○コさんの看板が6代目にリニューアルされました。
14万3976個のLEDが使用されているそうです。
午後6時から12時までの間は走るところが見られます。
以前はネオンサインが使われていたのでかなり省エネになったのでは?
        利益還元でお菓子安くなったりして                    そんなことないよな・・・
ちなみに、工事期間中は綾瀬はるかさんが走っていました

 
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