ちょっとひといき
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謎探偵の荒川コンナン
あっ!と閃いた時に頭に浮かぶ物……そう、電球!
なんと、その ひらめきの電球 が怪盗『鋳型八面層』により盗まれてしまう事件が発生した。 今回その調査を任されたのが吾輩、謎探偵の荒川コンナンであーる。 いつも困難に見舞われる吾輩だが、ついに『鋳型八面層』の正体に迫ったのであーる。
盗まれた電球を取り戻すべく吾輩なりに調べた調査報告書をみてくれなのであーる。
猫の足跡
ひらめきの電球 に関する
調査報告書
タイプライター

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・・・なぜ光る?
ガラス球の中にあるフィラメントと呼ばれるスプリング状の部品に電気が流れることで白熱化し光を放ちます
「フィラメントとは…?」
電気を流すと電気抵抗により熱電子を放出する細い線。その電気抵抗の摩擦によって発光します。当初フィラメントは炭化させた竹を用いられていましたが、現在はタングステンという金属が使用されています。
フィラメントはコレ
「なぜ電球が切れるのか…?」
それはフィラメントが断線してしまうからです。フィラメントは高温のため使用するにつれ少しずつ酸化・蒸発し次第に細くなり切れてしまいます。当初は竹を使用していた為すぐ焼け焦げて断線していましたが、現在は融点が3422℃と高いタングステンにすることで寿命を長くすることができました。

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・・・どんな構造?
1)フィラメント
電流による電気抵抗で発熱し光を放つ。
2)真空か不活性ガス雰囲気
フィラメントの酸化を防ぐ為に、ガラス内は真空か、タングステンと化合しないアルゴン・窒素などの不活性ガスが封入してある。
3)導入線
口金からフィラメントに電気を伝える導体で、フィラメントを固定する役割もあります。
4)口金  ソケットに取付る為のねじ。
電球の構造

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・・・まだ売ってる?
まだあります。
広島県福山市の家電量販店には棚にたくさん並んでいます。
この数年で生産終了になる発表もまだありません(2018年現在)。
しかしすでに生産を取りやめたメーカーもあります。
消費電力の高い白熱電球は、2008年より地球温暖化対策のため政府により生産中止を呼びかけられました。現在ではほとんどのメーカーは白熱電球の製造は中止され「LED電球」が主流になっています。

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・・・探偵ノート
電球といえば発明王トーマス・エジソンの名前を思い浮かべますが、本当の発明?発見?したのは別の人だそうです。
電球に関しては発明王エジソンではなく、ビジネス家エジソンが合っている。

ん~~~。 まだまだわからんことが・・・調査続行じゃ

いかがだったかな?少しは白熱電球について学べたかな?
結局、今回も『鋳型八面層』は捕まえることはできず迷宮入りとなってしまったが、次回こそは捕まえてみせるのであーる。

 
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