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マグロは遠洋を泳いでおり泳ぐのをやめると死んでしまうため常に泳ぎ続けています。泳ぎ続けるにはたくさんの酸素を必要としますのでミオグロビンによって筋肉に酸素を蓄えるという重要な役割を果たしているわけです。 |
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それとは対象的に"白身魚"の多くは海岸線付近に棲んでいて、普段は砂の中でじっとしていたり海草の影に隠れていたりしていますがエサや外敵がやってくると目にもとまらぬ速さで飛び出していきます。
これは、無酸素運動により瞬間的に筋肉を使っていて筋肉に酸素を蓄える必要がありません。そのため筋肉に含まれるミオグロビン量も少なく白い色をしています。 |
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このように一般的に赤身は持久力が必要な「長距離型」、
白身は瞬発力が必要な「短距離型」の筋肉なのです。 |
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